活動報告2011

活動報告(2011年度）

学会委員等

木元克典	地球惑星科学連合大会　2011年プログラム委員（副）日韓共同海洋掘削研究策定委員(KJOD APL Proposal Organizing committee) 韓国・KORDI-JAMSTEC共同研究　「日本海・北西太平洋・北極域における浮遊性有孔虫によるMg/Ca水温計の開発」JAMSTEC代表者
松浦　執	形の科学会事務局長、日本物理学会『大学の物理教育』編集委員、日本物理教育学会理事 JICA「子どもの発達を支援する指導法改善プロジェクト　フェーズ2」

講演会などの開催（センター主催または共催）

形の科学研究センター講演会

第1回　期日：2011年11月8日，会場：新潟大学理学部大会議室，講演者：後藤　道治先生（福井県立恐竜博物館総括研究員），演題：恐竜は生きている－福井県の恐竜化石発掘－
第2回　期日：2012年2月7日，会場：新潟大学理学部大会議室，講演者：長谷川　卓先生（金沢大学理工研究域自然システム学系・教授），演題：上部白亜系国際対比：温室地球環境の理解に向けて

シンポジウム

「魚とプランクトンの形」　期日：2011年9月16日，会場：佐渡臨海実験所
吉野隆（東洋大）：魚の流体力学とプランクトンの流体力学
亀井宏貴・藤井恭平（摂南大学）：放散虫骨格撮影用マウント台製作について
岸本直子（摂南大学）：マイクロCTで見た放散虫骨格の3次元構造
安東宏徳（理学部臨海実験所）：サケの回遊の神経内分泌学
安房田智司（理学部臨海実験所）：シクリッド科魚類の形と繁殖戦略の多様性
西山真樹（理学部臨海実験所）：クロヌタウナギにおける性ステロイド合成酵素の探索
栗原敏之（自然科学研究科）：2010年6月の日本海佐渡達者沖（200 m以浅）における放散虫群集とその深度分布
伊藤剛（自然科学研究科）：超海洋パンサラッサにおけるペルム紀放散虫の地域
「Future Direction of Biological and Paleontological Radiolarian Studies between Japan and France」(ミニシンポジウム）期日：2011年12月14日，会場：モトブリゾート，プログラム (PDF, 107KB)
Suzuki, N. and Matsuoka, A.: Studies on living Radiolarians in Japan
Kishimoto, N. : Three dimensional structure of Radiolarian skeleton in terms of optimal structural design and beyond.
Talks on the JST program members in the Japan side
Suzuki, N.: Potentially important Radiolaria for the corporative studies of molecular phylogeny and paleontology.
Tuji, A & Ogane, K: Symbionts or retention of phygocytosis ? - Detection of enzyme activities -
Nakamura, Y. et al.: Food web structures of zooplankton communities and the vertical distribution of Phaeodaria.
Luncheon meeting
Talks on the JST program members in the France side
Not, F. et al.: Molecular diversity of Radiolarians with a particular emphasis on Acantharians
Probert, I. et al: Morpho-molecular characterization of cultured radiolarian symbionts
Corre, E. et al.: Analysis of eukaryotic transcriptomes
Presentation by “Form” research members and external researchers
Yoshino, T.: Polyhedron Geometry and Radiolarian Skeletons
Matsuzaki, K. et al. : A last 75,000-year history of Cycladophora davisiana (Radiolaria)
Matsuoka, A.: Feeding behavior and skeletal morphology of radiolarians
(Discussion) How to achieve new direction of radiolarian studies?

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セッションオーガナイズ

安房田智司，魚類をモデルとした行動生態学研究の最前線と今後の展望 (Behavioral ecology of fishes: recent studies and future perspective)．第44回日本魚類学会年会，弘前大学，2011年10月．
安東宏徳，Comparative Physiology and Biochemistry of Animal Reproductive Behavior，8th International Congress of Conparative Physiology and Biochemistry，第8回国際比較生理生化学会議，名古屋国際会議場，2011年5月31日～6月5日．
安東宏徳，第1回ホメオスタシスバイオロジーシンポジウム－様々な切り口からホメオスタシスの本質を探る．日本動物学会第82回大会，旭川市大雪クリスタルホール，2011年9月21日～9月23日．
松岡篤・加藤泰浩・尾上哲治・木元克典・栗原敏之・野崎達生，遠洋域の進化．日本地球惑星科学連合2011年大会，幕張メッセ国際会議場，2011年5月24日．
松岡篤・石田直人，ジュラ系＋．日本地質学会第118年学術大会，茨城大学，2011年9月．

観測業務等

木元克典	KT11-30 「沖縄島-宮古島に沈みゆく島嶼に関する地質層序・構造運動に関する研究」研究航海参加 MH11-1「インドネシア多島海およびチモール海における海水準・古海洋研究」研究航海参加 MR11-3「気候変動に体する生態系変動を介した物質循環の変動とフィードバック」研究航海参加 MR11-5 「気候変動に体する生態系変動を介した物質循環の変動とフィードバック」研究航海参加

普及活動

新潟大学旭町学術資料展示館企画展示「佐渡の大地と海」（共催）
新潟大学旭町学術資料展示館サテライトミュージアム企画展示「糸魚川ジオパークの化石展」（共催）
佐渡博企画展魅力イッパイ・佐渡の海の生きもの展（共催）
朝霞市中央公民館・コミュニティーセンター1階展示ギャラリー「となりのサイエンスアート～遊んでるうちに学べちゃう～」（標本提供）

教育活動

講義・集中講義

木元克典	青山学院大学　非常勤講師（H19-）学部生向け講義「浮遊性有孔虫という生物」，10月6日，摂南大学

社会教育

栗原敏之/松岡　篤	平成23年度前期新潟大学公開講座「発見！糸魚川ジオパーク～見つけてみよう”大地の公園”の化石～」講師
木元克典	共立出版「日本の海産プランクトン図鑑」（2011年1月11日発売）素材提供（有孔虫生体写真，執筆）「ずかん　プランクトン」技術評論社　（有孔虫，放散虫パート執筆・監修）H23年11月5日出版沖縄国際海洋環境情報センター(GODAC）浮遊性有孔虫の3D模型　展示協力沖縄国際海洋環境情報センター(GODAC）施設一般公開　展示協力第2回海の文化祭（日本財団主催、和歌山県教育委員会，和歌山市教育委員会後援）展示素材協力科学ライブラリー「日本の海はなぜ豊かなのか」（北里洋著，岩波書店）写真素材提供
松浦　執	公開web学習ポータル　”Everyday Physics on Web Topic Map” 公開wiki&アセスメントサイト　“子どもが安心して学べる学級づくりのために”

広報

木元克典	JAMSTECカレンダー（2012年）10月　浮遊性有孔虫の骨格密度画像提供と解説 JAMSTECむつ研究所　施設一般公開　展示協力（8月6日） JAMSTEC横須賀本部施設一般公開　展示協力 JAMSTECホームページ「今週の一枚」展示協力「海洋酸性化の影響が懸念される石灰質動物プランクトン」

普及・教育活動に伴う作成物

新潟大学旭町学術資料展示館企画展示「佐渡の大地と海」絵葉書

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